本日の調査は16名参加で、午前中は2班に分かれ各谷の生物調査を実施しました。昼食後前回(9日)の調査結果の討議をした後、新Nの谷、鏡の谷で追加調査をしました。
調査時間 9時30分~15時00分
天 候 晴れ
参加者 近藤(き)、桜井、深瀬、前川、小森、佐貫、吉野、坂梨、杉岡、前田、松村、大庭、安田、中河、生田、中山
活動報告
1.4月度生物調査
御陵の谷班(5名)、炭の谷班(7名)、Nの谷(両班の12名) 調査結果は別紙記録参照
2.御陵の谷東斜面種蒔きテスト5年目調査(4名) 調査結果は別紙参照
実生の発生は3年で収束したように思える。2017年は合計葉数が多かったが、今年はなぜか減っている。
3、御陵の谷西側観察路上部実生数カウント(4月7日 参考調査) 測定範囲 1m×20m 113本
4.9日の調査結果に関する意見交換
1)良くない種もあったように思える。種を持ち帰り仕分けしたので影響は少ないかも。
2)種が流されてしまったのではないか。流れてどこへ行った?そこにたくさん出た?
2)アリも少なくなったような気がする。この影響はあるのかないのか。
3)御陵の観察路沿いにたくさん実生が出ていることから、土留めの効果があるのではないか。
4)落葉搔きの効果を判断できる数値は得られなかった。来年も継続して実生を数えてみる。
5)カウント時期により、実生の数が変わるかもしれない。一日だけでなく、上部から下部にかけ3か所くらい、数日おきにでも葉数をカウントしてみてはどうか。標準開花場所を決め、カタクリ開花時期を記録していくのも面白いのではないか。
6)100mの範囲にカタクリが多いところと少ないところがある。この場所の環境の差を調べてはどうか。
7)落葉による乾燥と温度も発芽に影響することを考えたい。
5.意見交換後の作業
1)新Nの谷生物調査 結果は別紙参照
2)新Nの谷 フタバアオイの保護移植
3)炭の谷 ヤマリソウ調査 30株ほど発見。
4)鏡の谷A区、B区コドラート内実生追跡調査9日の調査から1週間後どうなっているかの調査
結果は鏡の谷A区、B区調査別紙参照
5)池ノ谷ニシキゴロモの鏡の谷への保護移植