8月26日(日)の調査は30℃を超える猛暑の中、13名(若者1名含む)参加で各谷の調査とともにイノシシの進入ネット点検の2組に分かれました。調査は午前中Nの谷と御陵の谷、午後炭の谷を実施終了しました。お昼休みは恒例のおやつタイム、今回はよく冷えた小玉スイカでした。終礼後、ネット点検組は居残り作業となりました。
2018年8月度調査報告
◎調査月日 2018年8月26日(日) ◎調査時間 9時30分~16時00分 ◎天候 晴れ
◎参加者 近藤(き)、桜井、深瀬、小森、生田、吉野、槻木、中山、中河、大庭、安田、佐川、井澤(里山再生G)、
活動報告
1. 状況 猛暑が続く中の調査ですが、13人の参加がありました。
2.8月度生物調査 一つの班で、Nの谷、御陵の谷を午前中に、午後に炭の谷の調査を行った。
3. イノシシの侵入調査
1) Nの谷
・最下部のイノシシが侵入した場所を7月に補修したところのチェックをした。
補修した場所は異常なかったが、すぐ横のネット入口部から侵入していた。
入口ネットに鉄筋を通し外側に丸太を置く。入口の北側のネット3mほどに鉄筋を通した。
・ネット内のイノシシによる掘り起こし被害状況をチェックすると、新Nの谷のニリンソウエリアが掘り起こされている。上に登っていくとNの谷はさらにひどく、観察路横の調査エリアが100m地点から30m地点まで見事に掘り起こされ、落ち葉も土もなく、岩(チャート)がむき出しになって河原のようになっている。カタクリの鱗茎が食べられてしまったか心配である。これまでにないとても無残な状態である。
2) 炭の谷
・炭の谷上部の補修したところとその横の裾ネットが再び噛み切られ、黄色いネットを持ちあげて侵入している。裾ネットを補修し、斜めに張り直し、黄色いネットに鉄筋を通す。
・最下部の扉横も黄色いネットと裾ネットともにペグが外れ、下部に大きく隙間が空いている。ネットを固定する。
4.イノシシの侵入はとても大きな被害が予想され、秋の作業の最優先事項として、ネットおよび裾ネットの点検張り直しを事務局でぜひ検討してほしい。
5.コナラの成長
1)昨年切ったコナラからの萌芽は順調に育っている。
2)植樹したコナラは、猛暑に負けたのか背の高い樹に枯れ葉が多い。
6.伐採木の処理検討
1)井澤さん、槻木さん、中河で伐採木の処理方法を検討。観察路中央付近の三角地帯に玉切りした木を置き、薪割をして尾根に運ぶことにする。井澤さんは早速玉切りを開始した。
7. 炭の谷上部の草木が繁茂している。
1)手入れが必要。どうするかは次回検討したい。
8.次回調査日
9月26日(水) 9時30分 ゲート集合