18年台風21号倒木被害等調査記録(抜粋)
日時:2018年9月11日(火) 曇時々晴 23℃max
参加:伊藤、○岡島、槻木、中山、坂梨(記録) ○:車提供
タイム:境谷センターバス停集合9:00 NTT入口9:30 下山開始14:15
1.林道状況
・10日16:00に西京土木事務所にTEL確認のとおり車の通行可能。土砂は除けてある。倒木は切断し除去してあるが、根元部分が斜面に残っている。状況は刻々と変わるので注意が必要。26日調査G入山前、30日秋の作業入山前に同事務所に確認するとよい。「京都府道141号小塩山大原野線」
・南側斜面には、昨年よりも多くの倒木あり。大暑山への分岐に赤コーン1個あり。電線が切れて垂れ下がっている。
2.御陵の谷
・ネット損傷なし。獣害なし。コナラ大径木1本倒木。他Ⅰ本倒木。
・御陵入口外畑への登山道にヒノキ倒木数本。ヒトツボクロ自生地付近に倒木あり、生育に多少影響あるか?
3.鏡の谷
・調査区画ネットとの接合点までを調査。大きな倒木はない。ネットかかり木2ヵ所処理する。
4.ひだまり小屋
・小屋は見事に被害なし。エスロン屋根板の弛みなし。二輪車を覆った銀シートが剥がれていた。銀シートで養生し直した。
・小屋前のヒノキ杭置き場付近のコナラ中径木1本倒木。裾ネットは約30mは在庫品である。上下ロープも有り。
5.Nの谷
・谷内にコナラかかり木の落下が1本。他に倒木なし。
・ネット内最上部にイノシシ掘り起し食害あり。残った根と葉からミヤコアオイ、チゴユリなどのように思われる。
・ネット東側にイノシシ侵入跡あり。丸太数本、ペグ4本、鉄筋1本、アセビ伐採木などで2ヵ所応急処置。Nの谷は本体ネット下部ペグ無し部分が多い。
・ネット下部中央の谷筋は、イノシシ掘り起しと大雨の影響で、表土の流出が多く、小石河原の様相。
5.炭の谷
・ネットの倒木などによる損傷、弛みなどなし。東側ネットのかかり木1本は処理した。入口付近の里道にコナラ枝折れ2本あり。中吊り状態。ネット内上部東側にリョウブ中径木、根こそぎ倒木1本。ネット外上部東側にソヨゴ中径木、倒木1本。ネットへのかかりはない。
・ネット内広場付近に新しいイノシシ掘り起し数カ所確認。侵入場所は東側ネットに1か所あり、木でふさぐ。
・ネット内最下部の扉付近からのイノシシ侵入形跡なし。ペグの弛み打ち直し、裾ネット外れを本体ネットに紐でくくる。丸太で少し補強。
・谷のコナラ伐採区東にツルリンドウ開花、トラマルハナバチ吸蜜。
・ネット内上部、コナラ伐採区画に笹が多く繁茂。谷の広場から東斜面に木本(樹木名分からず)の幼木(パイオニア種か?)の発生多し。
6.池の谷
・ヒノキ林上部のネット外に大径木の根こそぎ倒木1本。ネット上部にかかっているので放置すればネットが破損する可能性あり。京都市林業振興課に池より奥の倒木、ネット損傷点検も兼ねて入山願いたい。⇒宮崎代表から京都市に連絡する。)
・該倒木付近のネット内にも倒木1本。ネット入口から池までの東側はネットにかかる倒木はない。池より奥は未調査。
7.その他の場所
・炭の谷の扉を出て東側へ行く林道までの里道にソヨゴ10本(株立ち本数込み)の根こそぎ倒木。その奥にもヒノキなどの倒木多し。林道まで行かず。花ボラ時のNの谷への近道入口から、林道までの里道(登山路)に、民地からのヒノキ倒木多し。大径木で5~6本程度か?
8.打合せ合意事項(事務局)
・秋の作業開始9/30は、まず裾ネットの落葉除去、裾ネットピンと張る、ペグ打ちから始める。Nの谷、炭の谷、どちらから先にとりかかるかは当日の参加人員数等をみて決める。
・秋の作業の行事保険はかけない。ボラ保険加入者参加が殆ど。作業前の保険加入チェックは確実に実施する。