2019年4月度調査報告 2019年4月9日
調査月日 2019年4月9日(火)
調査時間 9時30分~15時00分
天 候 晴れ
参加者 近藤(き)、桜井、谷口、安田、坂梨、前川、佐川、深瀬、生田、野、中河、中山、大庭、槻木、
佐貫、杉岡、松村、前田、
活動報告
1. 状況 気温は10℃以上にならず、風も強い日であった。
2.調査グループ18名が入山した。
3.午前中は、3から4人の5グループに分かれてNの谷、炭の谷のカタクリ数量調査を行った。
イノシシの影響か、それとも寒さで出遅れているのか カタクリ総数が減っている。
カタクリ総数
Nの谷 2019年対2018年 2414/3149 約23%減
炭の谷 2019年対2018年 1629/2012 約19%減
Nの谷80mから100mは 2019年対2018年 431/824 約48%減
・これがイノシシの掘り起こしによる被害とすれば大きい。
10日後くらいにNの谷下部20mのカウントをして 時期の影響を調べてみたい
実生は
Nの谷 2019年/2018年/2017 45/58/20 2017年の20よりは増えている
炭の谷 2019年/2018年/2017 47/33/11 2017年の11よりも増えている
午後の活動
4. 御陵の谷の種まきテスト 調査 谷口、生田、杉岡、前田、中河、深瀬
2018年 実生 13 一枚葉 658 二枚葉 94 合計 765
2019年 実生 14 一枚葉 727 二枚葉 121 合計 862
6年目にして花数が増えてきた。 合計数量は 少し増えている。
5.鏡の谷 近藤、桜井、前川、坂梨、中山、大庭、佐貫
カタクリ調査数量調査
A区 変化なし。 B区 昨年増えすぎた一枚葉が一昨年との中間になっている。
落ち葉かきテスト
実生は「そのまま」のところに14本のみ。 落ち葉かき効果はなかった。
移植 ハナイカダ 1本 無事。フユザンショウ3本中2本 無事
ニシキゴロモは4本共消えている。
6.人口受粉チーム 佐川、槻木
炭の谷 西斜面上部 の7本の蕾に 防虫ネットをかぶせる。時機を見て受粉を行う。
7.昆虫調査 吉野、松村
全体に少なすぎる
炭の谷 ビロードツリアブ 訪花。 ミカドヒメバチ、 アカタテハ、 シジミチョウの仲間が見られた。
8.花の自然移動調査チーム 深瀬、大庭、佐貫、桜井
調査花、具体的な調査方法打ち合わせ。
9,次回調査日
年月日 2019年4月24日(水) 9時30分 ~
4月度生物調査及び各調査チーム活動を行う。
4月9日の調査グループは18名参加でカタクリの数量調査を行いました。今日は気温も10℃以下と低く冷たい北風もあり、昆虫はほとんどいませんでした。